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遊びじゃ時間が埋まらない/あかね麻可

2005年3月からの話です。

結婚(入籍と同居)するとき、結婚したからできることをしようと思いました。
RPGが好きだからか、何でもつい経験値をためる発想をしてしまいます。
「今しかできないことを」に弱いです。全体を見ていないことも多々ありました。

家事と仕事の両立はいきなりハードなのでパス。
専業主婦をやってみることにしました。
最初は仕事にも行かず、平日から家にいることに戸惑いを覚えました。

が、ラクなことにはすぐ慣れます。
朝風呂や昼寝をしているうち「もう働けない」と思うようになりました。

広報誌から近所に図書館があるのを知り、図書館通いを始めます。
小説や料理の本を借りていました。
週に4日は出かけ、リクエストもしまくっていました。

月2回の陶芸教室に通い出しました。
近所の公民館で料理を習いにいくことにもしました。
どちらも平日、主婦のカルチャーセンター通いの実地体験です。

7月の結婚式、9月の新婚旅行までは、準備や下調べで時間を過ごしていました。それでも時間は余っていました。
私が家事に力をかけないのと、遊びじゃ時間が埋まらないからです。

読書を毎日何時間も続けたら、目の疲れより頭に情報が入りすぎて脳が受け付けなくなりました。
料理も好きだけど、一日3食が限界です。実際は1〜2食かな。
習い事はいくつかやっているようでも月数日のこと。残りは予定のない日です。
友達と遊ぶにも月に10日20日と会う余裕は、気持ちもお金もありません。

9月の新婚旅行が終わって、働かない大義名分をなくすと、10月速攻バイトの面接を受けました。
わかったことは働くのがいやで働かなくても
・いずれ働きたくなる。
・家事が天職だった。
・ずっと遊んでられる才能がある。
のどれかに落ち着くと言うことです。

私の場合は、短期の面白そうなバイトを探しつつ普段は働いてません。
今のところはそれが一番自分と家庭に合っているからです。

投稿者 apollo : 2006年06月20日 12:20

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